y-furusho.cocolog-nifty.com > 石のアルバム

01

01

わたしは女です。
天の半分を支えています。
わたしは女です。
大地の半分はわたしが養っています。
わたしは女です。
虹がわたしの肩に触れています。
宇宙がわたしの目を取り巻いています。


02

02

たとえそれが、一握りの土くれであっても、
良いものは、しっかりつかんで離してはいけない。
たとえそれが、野原の一本の木であっても、
信じるものは、しっかりつかんで離してはいけない。
たとえそれが、地平の果てにあっても、
君がなすべきことは、しっかりつかんで離してはいけない。
たとえ手放すほうがやさしいときでも
人生は、しっかりつかんで離してはいけない。
たとえわたしが、君から去っていったあとでも
わたしの手をしっかりつかんで離してはいけない。


03

03

おまえは聞く
葉っぱはなぜあんなに緑なの?と
そこで私は答える
やつらは命の力にあふれているからだ。
おまえがまた聞く
夏が終わらなきゃならないわけは?と
わたしは答える
葉っぱどもがみな死んでいけるようにさ。


04

04

独りぼっちだったり
困り果てていたり
誰かの助けが必要なときは
まぶたを閉じて
わたしを思い
わたしの名前を呼びなさい。
そうすればわたしはくる。
見上げる夏の日の大空に
わたしの姿をさがしもとめ
道に響くわたしの足音に
あなたの耳をこらしなさい。
石を持ち上げてみれば
そこにわたしはいる。
        シャイアンの祈りより


05

05

自然の中に認められるものは
まるでひとりの人間のようなものだ。
竜巻に話しかけてごらん。
雷に話しかけてごらん。
彼らはみんなあなたの友達で
あなたを守ってくれるだろう。

        不詳(ナヴァホ族)


06

06

もしもおまえが
枯れ葉ってなんの役に立つの?ときいたなら
わたしは答えるだろう
枯れ葉は病んだ土を肥やすんだと。
おまえはきく、
冬はなぜ必要なの?
するとわたしは答えるだろう
新しい葉を生み出すためさと。


07

07

大地はあなたに耳を傾け、
空と、木々の生い茂った山は、あなたを見つめている。
あなたがこのことを信じるならば、
あなたはちゃんと年をとれるようになる。

         不詳(ルイセーニョ族)


08

08

すべてはつながっている  調和の中で
すべてはつながっている  大地の上で
すべてはつながっている  自然の中で
すべてはつながっている  心の中で
             
           standing horse


09

09

陽があたためてくれる
月あかりが足もとを照らしてくれる
風が道を教えてくれる
もう、迷うことはない

           standing horse


10

10

頭のよい人ほど
神を必要とする。
自分はなんでも知っているという
思考から自分を守るためにも。
       
     ジョージ・ウェブ(ピマ族)1959年


11

11

道端に咲く花は
踏み潰されるために咲くのではない。

そこに生命があることを
ただ教えているのだ。

old indianspirit


12

12

俺は大地の果てまで出かけてみた。
俺は水の涸れ果てるところまで出かけてみた。
俺は空がおしまいになるところまで出かけてみた。
俺は山のつきるところまで出かけてみた。
そして、俺は自分の友でないものなど、ひとつも見かけなかった。

           ナバホ族の伝承歌


13

13

岩はひとりでここにやってきたのではない。
木はひとりでにここに立っているのではない。
これらすべてをつくった者がいて、
私たちにすべてを見せてくれている。
           ユキ族の伝承歌


14

14

あなたの歌をうたえ

空を

見上げながら

            年老いた盲目の女性が歌った歌(ヌートカ族)


15

15

世界のはじまりから太鼓はあった。
太鼓が世界の鼓動をたたきだしたのだ。
とどろきながら、いっときも途絶えることなく、海岸に波が打ち寄せている。
ゆるやかな移ろいのなかで、四季が移り変わっていく。
鳥が渡ってきては、またどこかへと去っていく。
熊は冬ごもりをする。
理由はよくわからない。
しかし、すべてが完全なタイミングで行われる。
手首に手をあてて心臓の鼓動を感じてごらん。
生命の太鼓が、正確なリズムを打っている。
このタイミングが狂っているときには、あなたは病気だ。
                   ジマリー・バートン(チェロキー族)


16

16

人に命を吹き込んだのは風だった
俺たちの口から出てくるのも風で、
それは俺たちに命を与えてくれる。
風が吹きやむと、俺たちは死ぬ。
指先の皮膚のなかに風の小道が走っているのが見える。
それを見れば、俺たちの先祖が創造されたとき
風が吹いていたことがわかる。
                ナバホ族 (1897年)


17

17

私の前方の美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私の後ろの美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私の上方の美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私の下方の美しい光景よ、どうか私を歩ませてください
私を取り囲むすべての美しい光景よ、どうか私を歩ませてください

                 ナヴァホ族のシャーマン


18

18

鳥は、たとえ同じ種類でも、一羽一羽は違っている。
獣も、人も、同じこと。
ワカン・タンカがまったく同じ二羽、二頭、二人を創らなかったのは、
それぞれが、たったひとつの存在として、
自分を信じて生きていけるようにと
この世に送り出したから。

       ティトン・スー族 シューター


19

19

わたしは見てきた。
自分ひとりの力に頼っていては
大きな仕事は成しえない。

      ティトン・スー族  イスナ・ラ・ウィーカ


20

20

私は世界のために生きる。
私は世界の破壊に力を貸すことはできない

         レオン・シェナンドア


21

21

私たちは
1本の木の存在を
当たり前だと思ったりはしない。
その木が存在することを
創造主に感謝するのだ。
もし感謝しなければ、
創造主はその木を
消し去ってしまわれるかもしれない。

      レオン・シェナンドア


22

22

私たちの敵は
私たち自身の中に潜んでいる。
私たちは
自分自身を改めるところから
始めなければならない。

      レオン・シェナンドア