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    「布用おなまえペン」で無地のポーチやサコッシュに描いています。
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日記・コラム・つぶやき2021

2021年11月22日 (月)

どうでもいいようなことから懐かしい日々を思い出す、こともある。

なんだか長いタイトルになってしまった。

静岡県に暮らしているひとならたぶん、
いや静岡のひとで比較的テレビを見るひとならたぶん、
コンコルド というパチンコやさんのローカルCMを
一度は見たことがあると思います。

もう何年も前から、
コンコルドのCMは基本、どういう設定かよくわからない。
悪い言い方をすれば、ストーリーがカオス、品位がない、くだらない、
でもずーっと繰り返し見ている(見せられている)と、
だんだんそのカオスが普通に思えてきてしまう。

いつぞや、帰省した娘が、コンコルドのCMを見て、
「わぁ懐かしい~」と
嬉しそうにしていて。

えっこれが? 
「このくだらなさが懐かしい」 
ほぉそんなもんかね?
「だって東京では見れないもん」

確かにちょっと特殊だから、
このCMのマニアもいらっしゃるようです。
好きな人にとってはたまらないものなのでしょう。
出ている役者さんも知る人ぞ知る的な小劇場の方々で、
ちょっとマニアックだものね。

思うにパチンコやさんのCMって
どこのもたいがいよくわからないものが多い。
実際パチンコ打ってる映像など皆無で、
というのはたぶんコンプライアンスの問題なのだろうか?
その名称だけが耳に残るように作られているように思う。

それにしても、

ちょっと前までは コンコル土(つち)と、
しきりに 土(つち)のおかげ などと言ってたのが最近では
コンコル土鍋(どなべ)に。

どんなCMか観てみたい方はこちらをクリックしてみてね

そうそう、それでやっとこれが本題なのだけど、
最近のそのCMの中で、
♪コンコル土鍋の~言うことにゃ~♪ とか歌っているおじさんと、
土鍋抱えて涙ぐんでるおねえさんの映像。

観るともなしに観ていたら突然気がついたわけです。
あれ、このライブハウス MANDA‐LA2 じゃんっ!!

場所は東京吉祥寺。 むかし良くお世話になっていた
ライブハウス。 
ステージ後ろの壁がまさしく記憶にあるそれなのだ。

ローカルのCMだからって地方で撮影されているとは
限らないもんね。

ねぇねぇそうだよね、ここってマンダラ2だよね、
と確認し合えるひとも居ないので・・・
確認したところでだからどうだ、
っちゅうほどのことでもないので・・・

ひとり確かめるべく食い入るように観てしまう。(笑)
さっきまで、くだらなくどうでも良かったCMは、
ごく私的な思い出に直結する映像となり、
私も土鍋抱いて思い出に浸るおばさんと化すのであった。

そうそう私もここで歌って踊って笛吹いていました。
ライブ終わりにバンマスとケンカしました。
その彼は去年亡くなってしまったけど。

懐かしいなぁ。
あ、書きながらもうひとつ思い出した。
娘が1歳半くらいのとき、ライブのゲストで呼ばれて
ここに出たことがあって。
娘を連れて行ったけど、お店に入ろうとするとがん泣きしてしまう。
仕方なく出番直前まで店の外で抱っこしてあやして、
呼ばれて娘を旦那にほい、っと預けて、ステージに直行、
なんてこともあった。
あ、でもそれがここでの最後の出演だったなぁ。

今もお店が健在なことが嬉しい。
コロナ禍にも負けずにどうか。
老舗ライブハウスはこれからもずっと老舗であってほしいと思う。


いつかのリクエスト用紙に「コンコルドは飛んでいく」と書かれていたこともあるし、
いつかのホールコンサートのプログラムの下刷りにも同じく、
「コンコルドは飛んでいく」と書かれていて(下刷りで良かった)
この間違いに笑えるのはやはり
このコマーシャルのせいでありましょう。

だってコンコルドとは、もともと超高速旅客機の名称だものね。

どうでもいいようなことから、
懐かしい日々を思い出したりすることも、あるんだなぁ。

という、どうでもいいお話でした。 

おわり。

2021年10月18日 (月)

親ガチャという言葉

最近よく見かける、この親ガチャとかいう言葉、
若いひとたちが使っているらしい。

なに?どういう意味?と思ったら、
親を選べないという意味なんだって。
なるほど。親を選べないということと
何が出てくるかわからない「ガチャガチャ」を合体させた言葉
というわけですね。うまいこと言うよね。

うん確かにそうかもしれない。
でもけしてそうじゃない。

わたしは、
誰もが親を選んで生まれてきている。
と そう思っています。

年を取るごとにそう確信するようになりました。
そういう考え方、が、
真実に導く、ということを確信している、
と言ったほうがよいかな。(ややこし~)

いやそんなわけないじゃん。
そう、そんなわけないよ。 
どちらも等しく正しい。(どっちなん?笑)

科学的に証明されるわけないとか、
いや魂が生まれる場所を選んで来る、とか、
生まれる前の記憶を持つ子供がいるとか、
よく聞く話も含めてね。

真偽はいくらでもどうとでも言えることなので。
本当にそうかどうかということはどうでも良いのです。

もし、自分が両親を選んで来た、と思えたなら
世界は違って見える、という、こと。

自分が選んでこの世に生まれてきた。
親も、環境も、時代も、社会も。
もしそうだったら?と考えてみる。
もし?でいいから、そう考えてみる。

だとしたら何のために?
何を学ぶために?

そう考えていくと、
誰かのせいだったり社会のせいだったり親のせいだったり、
何かのせい、というカードが全てひっくり返るのです。

自分の生きる意味さえ見えてくるかもしれない。
自分はいったい何がしたいのか。

自分の足で歩き、自分の目で見て、聴いて、
自分で考え、自分が選んで、今ここにいる。

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幸せとはいったい何でしょう、と問われたとき、
自分の命を授かったことに感謝できることが
一番幸せなことなのではないかと。
人生の終わりに、そんなふうに言えたらいいなと思う。 

親ガチャハズレとか、親ガチャ当たり、なんて、
私も若かったら言ってたかもしれない言葉のことを
つらつら考えていたら、

こんなことを書いてみたくなりました。

2021年10月12日 (火)

4年前・・・

フェイスブックを開けると、「〇年前の今日」の記事が
トップに上がって来ます。
それは7年前であったり、去年であったり・・・、
AI的なものが無作為に選んでいるのだろうけど、
ふんふんそうだった、と横目で通り過ぎるときもあれば、
あぁ~、そうかぁ、もう〇年経つのかぁ、としみじみ振り返るときもあります。

4年前の10月8日は、私にとって、FOMALHAUTにとって、
忘れられない一日として、写真を見ればいつでも
しみじみしてしまう。

あれ?そういえばこの日のことをブログでどう書いたっけ?
と過去記事を見てみたら、報告記事、まったく書いていないじゃん。
遡り記事さえ無い・・・。うそ。(笑)

あぁぁそうだった。あのイベントが終わった直後から
父親の具合が悪くなり、翌年の2月に亡くなるまでの間、
何も書けなかったのだった。

4年前のことです。さかのぼりもいいところだけど
しみじみ思い出したので、写真で振り返ります。

2017年10月7日~8日。
修善寺いきいきプラザで行われた、日本ペンクラブ主催のイベント
「川端康成の伊豆」にて。
前日の7日に修善寺入り。前夜祭にも参加させて頂き、
近くの宿に宿泊。 翌8日、会場に行くと
大きなお部屋の隅のほうに着替え室がしつらえてあって、
そこが出演者全員の控室になっていて、
作家の先生も希林さんも、私たちまで、みんなご一緒。

モニター見ながら談笑したり、
浅田次郎さんが川端康成の生原稿を見せて下さったり。
なんとも夢のような控室でした。

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FOMALHAUTはイベントの一番最後に演奏させて頂きました。
オオトリ?まさかね。(笑)
川端康成の文学からイメージして、新しい曲を
この日のために書き下ろした相方下山氏。
伊豆の踊子がワルツを踊る、というアイデアを聞かされたときには
えっ相方、そんなんで大丈夫か、と思ったのでしたが、
「スローダンサー」というその曲を
先生方みなさん絶賛して下さり、
さすがわが相方、と手のひら返し。(笑)
いや。ほんとに尊敬しました。こういう時にこんな曲が書けるなんて、
やっぱりさすがです。

いつもと違う緊張でしたが、
無事にステージを務めることができました。

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そうそうたる作家の先生方とよく並んで立てたものです。
今思うと冷や汗ものでございます。

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樹木希林さん。この日から1年経たずして亡くなられたのでした。

お元気だった時にご一緒させて頂いたことが
もはや奇跡としか思えない。
さっそうと風のようにすたすたと歩いていたかと思うと、
ご挨拶に来たひとたちを煙に巻くように、
「年寄りだから疲れちゃうのよ、座ったままで失礼するわ」と、
まるで映画でなさっているおばあさんのお芝居を
間近で見るようでした。

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この日からもう4年、でもまだ4年・・・。

そうだった。うちの娘もまだ大学生で、
手伝いに来ていて。希林さんと一緒に写った写真は
宝物になりました。

打ち上げにて。

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忘れられない一日。宝物の一日。

もう一度、記録としてこの日のポスター貼っておきます。

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2021年10月 4日 (月)

再開♪

あっという間に10月になってしまいました。
きょうは大分で最高気温35度越えだったそうで。
もう10月ですよ? 35度って・・・秋はどこへいった?
富士山の冠雪も現れては消え、まだ夏の富士のまま。

なんだか温暖化も当たり前のようになってしまって、
季節感が薄れてしまったことを憂うのは
昭和の時代を知ってる世代だけなのかもしれません。

緊急事態宣言が解除され、感染者数や病床使用率なども
ずい分下がりました。
こういう状況は確かにほっとします。
数が減れば感染の確率も下がるわけだから。
でもまだ気は抜けないし、対策は続けなくてはならない、と。
本当の意味で収束できるのはいつのことでしょう。

ということなどを踏まえつつも、
先週からお休みしていたレッスンを徐々に再開。
そしてコンサートの企画のお話も少しずつ頂いております。

まずは11月3日(水祝文化の日)に
清水 秋葉山栄松院さんにて、FOMALHAUTのライブを
開催して頂くことになりました。
決まったのは2日前の土曜日。(笑)
もちろんまた感染拡大ということになったら中止もあり得ます。
が、「まずは気楽に決めちゃいましょう」と言って下さり、
本当にありがたい限りです。

11月3日(水祝文化の日)午後1時30分から
FOMALHAUT ライブ 参加費 1,000円 
限定50名様となりますので、
参加ご希望の方はお早目にご連絡ください。
ありがたいことにすでに残席20名ほどになっております。

それから 
いつもの箱根ビジターセンターでの屋外BGMライブ、は今月、

10月17日(日) 11時~ 14時~ ギターすーさん&古庄
10月31日(日) 演奏時間未定 FOMALHAUT&more
        (この日は秋のイベントとして他の演奏者さんもいます)

それから、
来年1月8日(土) 新春オカリナコンサート@清水江尻生涯学習交流館
        開催決定となりました。
        こちらも50名限定。
        ご予約方法等、詳細はまた後日お知らせします。

今年は特に、何度も延期や中止となり、ご迷惑をおかけしました。
まだまだその可能性もないとは言えませんが、
演奏の場があり、演奏のオファーを頂けること、
楽しみに待っている方がいて下さることに心より感謝を。 
ひとつひとつの音に心こめて演奏したいと思います。

2021年9月 2日 (木)

日を追うごとに・・・

9月に突入しました。 先月から静岡県にも緊急事態宣言が出てから
1週間は調整のため、レッスンを続けていましたが、
27日からのレッスンはお休みさせて頂いています。
9月12日に解除になるのか、延長されるのか・・・。

そして1年(以上)ぶりの今回のセルフ自粛生活が始まってすぐのこと。

私にとってとても大切な 千葉に住む友人が
コロナで亡くなりました。

日を追うごとに・・・ いろんなことを思い出しては
Mくんがどれだけ自分に影響を与えてくれた人だったかをあらためて感じて、
哀しみは深くなる・・・。
けれどその反面、いつもの日常の中にその思いは埋もれていくのを
知っているから。 今、書いておかなくちゃいけない。

知らせを受けたときには、なぜ??なぜコロナで??と
信じられない思いで、憤りさえ感じたのだけれど、
よく聞けば、
会社の会議に、熱があるのに出てきていた人がいて、
しかもマスクをちゃんとしてなかったという。
「マスクしてくれよ」とお願いしたけれど聞いてくれなかったという。

上司であるMくんは、それで感染し、重症になり、亡くなった。

そんなことってあるか?と思う。許せない、と思う。

だけども。

今、これはきっと世界中のどこでも起こっていることで。
その人を恨むのか、covid19 を恨むのか、
デルタ株を恨むのか、 
ワクチン打てていなかったことを恨むのか。

誰に、何に、怒りを向けたって何にもならない。
どうにもならない。

いつ自分だって感染するかわからない、とは思いつつ、
今まで身近な親しい人に感染者が出たことはなく、

テレビでよく見る誰かが、
市内のあそこで、ここで、あるいは、知り合いの知り合い、
またはSNSで繋がっている遠い誰かが、とか、
そんな距離感だったコロナがいきなり、
親しい友人の命を奪っていった。

コロナに対して、またはワクチンについて、
今、世の中にはそれぞれの考え方があって、
誰が正しいのか、どの情報が正しいのか、常に錯綜している。

正しさを主張しようが、反対しようが、
誰を批判しようが中傷しようが、
100年に一度のこの災害に対しての正しい答えを
誰が出せるというのだろう。

ただただ、強く思うのは、
もうこのウィルスで大切な人を失いたくはないから。

みんながお互いを大切にして、
笑って会えるように。ハグできるように。
今を生き延びなくちゃいけない、ってこと。

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2017年3月、大切な友人たちと一緒に、
同じく大切な友人のお墓に墓参り。
Mくんに会ったのはこの時が最後でした。

去年もこの集まりをやる予定だったけど、
3月はもうコロナ禍で、叶わなかった。
いつでも会えると思っていた。


彼が居なかったら今の私は無い、と思う。
この仲間たちとも出会えてなかった。
みつくんありがとう。ほんとにありがとう。出逢えてよかった。

いつかそっちで会おうね。
私は今んとこしぶとく生きるつもりだから。
長くなっても待っててよね。 
しわしわのばあさんになってても見間違わないでよ。

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