コカリナのお店ミニコンレポート(その2)
さて。コンサートが始まりました。最初に「みなさんこんにちは!!」なんてご挨拶をしたのに、それからビエンのピアニストをひとり残してなんと駐車場までコカリナを取りにいくウィンドパイパー。(爆) そんなラフ過ぎるシチュエーションで、ビエンしもぴーのピアノソロからの始まりになりました。 なぜか荘厳に、ホルスト ♪ジュピター。
そして楽器が揃ったところでお客様とお話しながら、リクエストなど頂きながら、なごやかにコンサートは進んでいくのでした。
嬉しかったのはちょうど楽園に遊びに来ていた障害児童と親御さんたちが、演奏するごとに輝くような笑顔で体を揺らして楽しんでくれたこと。「あの、ちびまる子ちゃんの曲できますか?」「ピーヒャラ♪ですね!いいですよ!」 曲が終わると、ひとりの子供が「できちゃったねぇ!!」「うん、やったね!おばちゃんもびっくり!」なんて楽しく話しながら。
ふとビエンしもぴーを見ると、「ごめんね、おじさんこんな格好で~」と言って、紺のバンダナで即席マスクをしてる・・・あの、それじゃまるで怪しい強盗ですけど・・・。(笑)
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、ふと気がつくと1時間が経過、下山・古庄それぞれのオリジナル曲を最後に1ステージは無事終了。
お店のららさん、コカリナ製作のまなぱぱさんと、一緒に来てくれたkentさん、楽園の畑のお手伝いをなさっている小澤先生とご一緒に、今度はゆっくりおしるこタイム。 のんびりおしるこを食べていると、森の住人ヤマガラくんたちがピピピ、と鳴いて、ららさんにひまわりの種を催促しに来ます。ららさんがデッキの手すりに種を置くと、すぐに飛んでくるのです。 平日などお客さんが少ないときはお店の中にも入ってくるし、手の平に種を乗せると手にとまります。 ららさんはヤマガラくんたちと会話ができる、彼らのママです。
焚き火の白い煙が森の木漏れ日に照らされてオーロラみたいに揺れています。 少し風が吹くと上からパラパラ、コロコロン、と、どんぐりが降ってくる・・・まるでトトロの世界。コカリナのお店とお店の前のデッキは、ららさんの気配りも加わって、本当に素敵な場所になっています。
おしることおでん、何杯おかわりしたっけ?(笑) コーヒーも頂いちゃったし、じゃぁそろそろ2回目のステージ始めようかな?
3時過ぎから始まった2回目のコンサートはお客様もまばらで、ららさんのお友達で声楽家のゆっぽんさんがアメージングやカッチーニのアベマリアを歌ってくれたり、ららさんも参加でビリーブを歌ったり。 私もひさしぶりに「約束の日」を。 途中からさらにラフに、すっかり歌の会になってしまった。(笑) でもそんな展開にも常に笑顔で、「ぼくその曲知らないなぁ・・・」と言いながらも譜面を初見でさらっと弾いてしまうしもぴーはさすがです。最後まで鼻水と戦いながら、ときに鍵盤から片手だけ離して鼻をかむハヤワザは必見でした。つまり弾きながら鼻かんでるってこと。(笑) さすがに帰りの車中では爆睡なさってました。
帰りがけに、昼のステージを見にきてくれていた障害児童のおかぁさんが、しもぴーに、「この子がこんなに笑ったのを久しぶりに見ました」と話してくれたそうです。
今回森に行きたいと思ったのは、夏からずっと果たせなかったららさんとの約束を果たしたいという思いもあったけど、森の中で吹くことが私自身の休息でもあり、自分の心の真ん中に戻ることだから。 だからそんな声を聞くと、本当に嬉しく、感謝の気持ちで一杯になります。
来てくださったみなさまにありがとう。 ららさん、まなぱぱさん、kentさん、一緒に歌ってくださったゆっぽんさんにも。森での楽しい時間をありがとうございました。 春までにはさらに修行を積んで、(コカリナ修行なのか?人生修行なのか?<笑) また演らせてください。 そしてピアニストしもぴーさま。ビエンが早く治りますように。(笑)
≪コンサートの画像が撮れませんでしたが、コカリナのお店、ららさんのブログにUPされていますのでそちらをぜひご覧下さい。 そしてしもぴーことピアニスト下山さんによるコンサートレポートはrinhoo(下山さんのブログ)に掲載されていますのでそちらもぜひ。(^O^)/★ コカリナのお店・rinhooへは左の『リンク』から。 ★≫
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