父の命日(前記事から続く)
書きなおした死亡届を届けて下さった看護婦長さん。
「日付が違うなんて、こんなことあってはいけないことで、
本当に申し訳ありません。こんなのほんとに病院では初めてで・・・」
丁寧に謝罪して下さって、こちらが恐縮するほど。
あ、いえ本当に大丈夫です。父が本当にお世話になりました。
母も同じ病院で亡くなっていることなど、
しばし同病院の話になり、ふと、
わたし(病院で)オカリナの演奏させて頂いているんですよ、
と言うと婦長さん、
え~っ、あのオカリナの人ぉ? と驚かれ。
やだ知らなかった。
あの人のオカリナ大好きなんです。と言ってくれて。
あの人、って、この人ですけど。(笑)
父の病室では演奏の話、したことなかったし。
婦長さんが聴いて下さっていたことも知らなかったし。
死亡届持ってきてくれた婦長さんと道端で笑い合う、
っていうのもよく考えたらおかしい話で。
ちなみにその後、
私が病院で演奏するときは、
看護婦長さんは必ず病棟の患者さんをたくさん誘って
聴きに来てくれるようになり。
さらにオカリナ吹いてみたい、というので、
購入のお手伝いをしました。
いつだったか、来てくれたときには、
「オカリナねぇ、なんか旦那のほうが上手いのよ。悔しくてね~。」
なんて笑っていたけど、
コロナ禍になって病院での演奏は2年間ずっと中止のまま。
お会いできていません。
病院の仕事はコロナで大変だろうけど、
元気でお仕事頑張っていらっしゃるでしょうか。
オカリナ、吹いているかな。会いたいな。
父の死亡届が繋ぐご縁。(笑)
一旦停止も死亡届の間違いも、
父が仕組んだことのような気がします。
そして葬儀が終わるまで、まだ不思議なことは続くのです。
4年経ち、やっと書けてる、父のこと。(^^ゞ
つづく。
« 今日は涅槃会 父の命日 | トップページ | お久しぶりにラジオ出演♪ »
「日記・コラム・つぶやき2022」カテゴリの記事
- 父の命日(前記事から続く)(2022.02.18)
- 今日は涅槃会 父の命日(2022.02.15)
- もう2月ですよ~♪(2022.02.12)
コメント