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2009年4月21日 (火)

ジョイントライブ後のつぶやき

うーん、ヤバイです。 ジョイントライブの反響(メールや電話ありがとうございます)が大きいこともあるのだけど、私自身も余韻が治まらず次のことにアタマが切り替えられません。(笑) こういうときって、仕事や日常の雑事をこなすのがとてももどかしい。 数時間でもいいから振り返りながらぼーっとしていたいと思うのだけどそうもいかず、何か雑事をしながらもアタマの中では今も山下洋平さんの「It's fine today」や全員でやった「カスカリータ」が鳴り続けています。

ご好評を頂き、何人もの方が涙してくださったり、コンドルに乗ってどこかにぶっとんで(笑)しまったらしいこのライブ。 もちろん私自身も洋平さんのケーナ・サンポーニャとのデュエットはこの上なく気持ちいい瞬間だったし、申し訳ないくらい楽しかった。 (笑)

たぶん自分が持っている力や、自分が出している音以上の何かが、聴いていた方に伝わっていたのだろうと思うし、もちろんケーナとオカリナの相乗効果というだけでなく、美しい音を作ってくれたPAの石川さんの力や、来てくださったお客様の暖かいエネルギー、全てがバランスよくひとつになって、特別な音空間が出来上がっていたのだろう・・・と思うのであります。

洋平さんとのデュエットについては、あとから自分の感覚を思い出してみると、たとえば磁石の傍に金属を置くと、その金属も磁力を帯びてある意味同化するじゃぁないですか。 そういう感じだった気がします。つまり洋平さんが持っている(あるいは洋平さんを通して出されている)磁力のような目に見えない音のチカラがこちらにも伝導されて共鳴していた・・・というような感じ、といったら伝わるでしょうか。

もうひとつ、ふと思いついてあぁそうか、と意味もなく腑に落ちてしまったこと。洋平さんのケーナ・サンポーニャは「空」の音色なのであります。 キンと透き通った・・・そりゃもうポケットにはとても納まらない、大きくて広い空。オカリナは足元の「土」の音色。空と大地のハーモニー、だった、のでしょう。 だから、空と大地のある、どこかの「風景」に持っていかれた、という声が多かったのかもしれない・・・。

おっ、なんだー?いつから詩人になったんだー?(笑) でもほんとに、あとから客観的に見るとそういうことなんじゃないかと。

そしてもちろん洋平さんの、というだけに留まらず、洋平トリオ3人の演奏はほんとに素晴らしかった。晋平さんのピアノのひとつひとつの音と響きが立ち上がって聴こえてくる・・・洋平さんの笛はまるで卓越したダンサーが魂そのままを踊ってるようで、栗さんの太鼓はそれをしっかり支える大地の脈動。

3人とも音への集中力はハンパじゃなく、音楽をただ演奏しているのではなかった。奏でている・・・?という言葉も足りない。うーん私が表現できる言葉の限界を感じるなぁ・・・。もうとにかくいろんな意味で感服、勉強になりました。 彼らの演奏をもっとたくさんの方に聴いて頂きたいと、心から思います。

もちろんまたジョイントできればこんなに嬉しいことはありません。

それから。  我がfomal hautの演奏もご好評頂いて本当に嬉しかったです。相棒Pおじさんの名曲「満月」、洋平さんと栗さんに入ってもらって、キラキラ光るまん丸の満月になりました。「君の手」もみごとなデュエット曲に・・・。もっと時間に余裕があったら、Pさんはいろんな機材でいろんな音色を使いたかっただろうと思います。

今回はライブレポートらしきものが書けず、なんだかひたすらつぶやきのような・・・会場に来られなかった方には大変申し訳ない記事になってしまいましたが。(笑) ふくちゃんが撮ってくれた「アルバム」の写真で、少しでも現場の風を感じて頂ければと思います。

今回も、かかわって下さった全ての人と、ご縁に心から感謝。(^O^)/ ありがとうございました。

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