タイムスリップしたような。
13日土曜日のクラシックギターフェスティバルの会場は、老舗の和・洋菓子のお店に隣接する「おしるこ喫茶 船橋舎」の2階サロンホール。とっても古い建物で、「おしるこ喫茶」という古い看板がなんとも風情がありました。 デジカメを忘れてしまったので画をお見せできなくて残念。建物の中に入ると奥に細長い作りの、まさに40年前の「昭和の喫茶店」という趣。壁には油絵がかかり、コーヒーのいい香りがして、大きなエアコンが低く音をたてている・・・まるでタイムスリップしたような気分・・・。
ギシギシと鳴る階段を上がって2階のサロンホールに。ここもまた階下の喫茶店と同じように古く懐かしくなるような空間でした。
クラシックギターフェスティバルは、年に一回今年で15年も続いているイベントだそうで、出演のみなさまは県内、西から東から、ほとんどが長くギターを続けていらっしゃる心優しきおじさまたち。 演奏曲は、タレガ、テルツィー、セゴビア、モンターニャ、などなど、クラシックギター専門の方にはおそらくお馴染みと言える、でも私にとっては耳慣れない曲だったのでとっても新鮮でした。
印象的だったのはやっぱりバッハ。無伴奏チェロ組曲はバロックリコーダーを吹いていた時代が鮮やかに甦ってくるようで、ここでもまた昭和にタイムスリップ。(笑) ギター製作者の中村御兄弟の演奏で聴いた武満徹の「ヒロシマという名の少年」という曲もよかった・・・。
全体で2度の休憩を挟んで約4時間という長い時間、ずっとギターの演奏が続く中にゲストとして演奏させていただいたので、オカリナの音色を新鮮に聴いて頂けたようで、思いのほかご好評頂きました。
主催の杉山さんを始め、司会を務めていらした綾乃さん、スタッフのみなさま、そして出演者のみなさま、ありがとうございました。演奏の機会を下さった長島さんに感謝です。冒頭の写真は杉山さんから頂きました。
さて翌日は同じ清水にて、がらっとかわって賑やかな子供たちのコンサート。この模様は次回レポートにて。
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先日は本当にありがとうございました。お陰さまで楽しいコンサートになりました。県内のギター仲間が集まって15年も続いているイベントです。演奏会の模様は毎年クラシックギターの専門誌「現代ギター」に投稿しております。多分3月号あたりに掲載されると思います。当日の写真とビデオ(ウチの息子が撮りました)は近々郵送させていただきます。また今後ともよろしくお願い申し上げます。
杉山
投稿: クラシックギター愛好会 杉山 | 2008年12月16日 (火) 23時16分
コメントありがとうございます。
こちらこそ大変お世話になりました。
写真とビデオも!!
ありがとうございます。楽しみにしています。
出演のみなさまにどうぞよろしくお伝えください。
今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m
投稿: yutsu | 2008年12月17日 (水) 13時52分
おじさま達の中に混じって、モンターニャを弾いた
昔のお嬢さんです。帰りに車がでなくて焦りましたね。私もこの会があるからギターにくっついているのです。大いなる刺激を受けて毎回帰ります。神頼み演奏ですが懲りず、恥をかくことが、人前で弾くことが
自分への励みになると思っております。オカリナの音をきいて子供の頃、路地で遊んでいた夕方の景色を
思い出しました。懐古的な気持ちになりました。
ありがとうございました。
投稿: 村ちゃん | 2008年12月18日 (木) 18時55分
あらっ!紅一点の村ちゃんですね。
コメントありがとうございます。
帰りには車を出すのに大変ご迷惑をおかけしました。
誘導ありがとうございました。
一時はどうなることかと・・・。
村ちゃんさんがいなかったら帰れませんでした~。
お忙しい日々の中で練習されているお話が印象的でした。私も同じです。

男性ばかりの中の紅一点、光ってましたよ。
これからも頑張ってくださいね。
またお会いできますように。
投稿: yutsu | 2008年12月18日 (木) 21時29分