食欲の秋、旅欲の秋。
少しずつ秋らしくなってきました。秋は食べるものが美味しくなってしまうので、気をつけなくちゃと思いつつ、あ、明日は焼き芋やさんが来る日だな、な~んてやっぱり楽しみにしてしまう。(笑) ちょっと肌寒くなってくるとシチューもいいな、とか、鍋にしようかな、とか、暑い時期にはあまり食卓に上らなかったものを作りたくなって、久しぶりに食べるものってこれがまた美味しいんですよね。
というわけで、明日は「すいとん」を作る予定。ご年配中心の我が家ではよく作るメニューのひとつです。最近はちゃんと「すいとんの粉」というものが売られていて、フツウの小麦粉を使うよりキメが細かくもちもちっとした食感でなかなか美味しい。野菜もたくさん入れて。
で、熱いすいとんをふぅふぅ言って食べると、なぜか思い出すのがネパールで食べたチベッタンモモという水餃子のようなもの。食感が似てるのです。 現地でもう一度食べてみたいと思うもののひとつ。
旅先で食べたものって、その時はめちゃくちゃ旨いと感じても、同じものを日本で食べたらさっぱりだったりして、その土地の食材を使って、その土地の調理法で、その土地で食べる、というのが一番美味しく感じられるのかもしれませんね。
さてここで、現地でもう一回食してみたいものランキング。 ●6位ヤギのミルクのチャイ@インド ダンマギリ ●5位アルゴビカレーwithチャパティ@インド ナシック ●4位イギリスパン@スコットランド アバディーン ●3位ナシゴレン&ジンジャーティ@バリ島 ●2位ぐるくんのから揚げ@石垣島 ●1位クラムチャウダー@シアトル ・・・とこうして挙げてみるとどれもB級グルメ的な・・・。(笑)
ちなみに私が今まで食べたもので一番異色なものといえばなんといっても、「羊の脳ミソ」。(あれ?ヤギだったっけ?) これも同じく@ネパール カトマンドゥ、ネパール人のおうちで。 目の前に出されたときはもちろんちょっと引きましたけど、口にしないわけにはいかない。だってそのおうちの精一杯のおもてなしだったので。味はあんまり覚えていません。けして旨いものじゃなかった。でも不味いものでもなかった。それほど抵抗なくのどを通った記憶があります。ただ、「脳ミソ食っちゃった」というなんとも表現できない微妙な罪悪感(?)と微妙な達成感(?)が。(笑)
はぁ~、秋は食欲、そして旅に出たい欲。 ネパールの抜けた空が懐かしい・・・。もう羊(ヤギかも?)の脳ミソは食べたくないけど。(笑)
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山羊の脳みそってのは仏蘭西料理で食べた事があります。
結構美味しいですネ。(ワインのつまみに出ました。)
私は戦後生まれですから、”すいとん”って聞くと防空壕って連想しちゃいます。殆ど主食でしたので思い出しても美味しくなかったですね。
久しぶりに聞いた響きでした。
投稿: 悪代官 | 2007年10月 4日 (木) 21時58分
★悪代官さま
仏蘭西料理の「ノーミソ」とネパール家庭料理の「ノーミソ」は
きっとたぶん、だいぶ、違うのではと思います。(笑)
とてもワインのつまみ、なんて高級感はなく、
なんたって床に座って食べましたから。
でも仏蘭西料理だったらちょっと食べてみたいなぁ~。(笑)
すいとん、は確かに戦後に嫌というほど食べたから、
あまり・・という方は多いです。
うちの両親は昭和一桁。逆に戦中
すいとんがご馳走だった世代なので、今でも好きです。
私はニョッキみたいなつもりで食べてます。(笑)
投稿: yutsu | 2007年10月 5日 (金) 01時05分