母のこと
今日は先日購入したソファーが届くのを待つ一日になりました。午後の便でということだったけど、現在午後4時、まだ届きません。前からリビングに置きたかったのですが、買うにはいくつか条件があって、まずシンプルなソファーベッドであること。高価じゃないこと。軽くて動かすのが楽なこと、ビニールや皮のものはNG、綿がベストだけど猫のつめが引っかからないもの。原色はNG、一度座ったら立ち上がるのが嫌になる低いものはNG、(笑)などなど・・・。 その条件で探しているとなかなかみつかりません。これはいいかも~!と思うと15万円以上だったりして。 うちにはニャンコがいるので、しかもかなり暴れん坊なので、高い買い物をして傷になったり汚れたりすると後悔するので二の足を踏んでいたのでした。 全ての条件をクリアするものはいつまで待ってもみつからないので、結局、「動かすのが楽・・じゃないもの」(つまりけっこう重い・・)になりました。(爆)あとの条件はクリア。セール品なので安かったし。(嬉) 娘の憩いの場所、になりそうです。
娘はブラスの練習の一日、明日の地区祭で演奏するのは「スターウォーズのテーマ」だって。かっこいいなぁ。(笑)
きのうは久しぶりに母の髪を切りました。以前は一月半ごとに美容院に通っていた母ですが、病気をしてからは私がにわか美容師になるか、ときどき病院の中にある美容室でカットしてもらっています。 このところはとても元気で、穏やかな日々を過ごしています。気分のいい日は積極的に会社の伝票整理をしたり、トラックの八百屋が来ると(うちのほうにはトラックに野菜を積んだ八百屋さんが来ます)野菜を買いに出てみたり、日中はいつ人が尋ねてきてもいいようにちゃんとお化粧をして、赤い口紅をさしています。もともと小さい人だけど、体重は38キロくらいに減って、体力も落ちていて、ときには寝込むこともあるのに・・・、それでも淡々と日々の生活を、ただ普通に過すことを楽しんでいるようにも見えます。抜けた髪を上手に隠すための帽子もいろんな色で20枚以上揃えて、その日の服に合わせてどれが合うかしら?と楽しそうに選んでいる・・・。たとえ70歳を過ぎても、治療で髪が抜けても、身綺麗に整えることを忘れない。 特別に趣味を持つわけでもなく、父の仕事を支えることだけに日々を費やしてきた人だけど、そんな日々の中で、女性としてのプライドを大切に保ってきた母の長い時間を思うと、若い頃には、母のようにはなりたくない、と思っていた私ですが、今は、母のようになれるだろうかと思っている自分を発見します。
十里木のコンサートのあと、実は母の頭の中にあった癌が消えました。直前の放射線治療が効いたのでしょうが、私はみなさんから応援して頂いた事も大きかったのではと思っています。
父も母も同じ癌という病気なので私も気をつけなければと思う一方、ふたりの強さはきっと私の中にもある、とも思える今日この頃。(笑) 心配や不安を抱えるより、その日一日の小さな幸せを数えるほうがずっといい。 病気と闘う本人も家族も、厳しい面はもちろんあるけど、得られるものも大きいです。
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