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石のアルバム

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    海岸でひろった石ころにペイント。 ネイティブアメリカンの言葉を添えました。

「おなまえペン」で布に落書き

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    「布用おなまえペン」で無地のポーチやサコッシュに描いています。
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2007年9月19日 (水)

母になっても・・・。

谷亮子選手、すごいですね。ママになっても金、実現させてしまいました。 赤ちゃんを抱いているときは、すっかりママの顔になっていたけど、きのうの試合の時の顔は完全に「ヤワラちゃん」でした。

ここ数週間、放射線治療の後遺症からか、母の記憶が揺らいできました。記憶といっても、過去の、ではなく、たとえば一週間後に病院に行く予定のことが、「明日病院に行く」になってしまう。3日後のことも、5日後のことも、すべてが「明日」。まだ起きていない未来のことだから、そのまま「そう、明日だね」にしておけばいいのだけど、明日ではなく、3日後のことだとわかると、すぐに間違いに気づいて、「あ、そうだった」と理解できるのです。だから症状は軽い。ただ間違いに気づくこと自体が母を苦しめているようで、どうして日にちがわからなくなってしまうのだろうと、その度に気を落とし、自分に起きていることが理解できない悔しさや、状態が悪くなっているのではないかという不安で泣き出してしまいます。そういうときは慰めたり励ましたりするより、ただただ母の不安を受け止めることしかできません。母の口から出てくる言葉全てを聞いていると、こちらもつらくなるのだけど・・・でもそれだけで少し気持ちが軽くなるようで、しばらくすると落ち着いてきます。

病院にいるときは、早く家に帰りたい、と言い、しばらく家にいると、今度は病状が不安になって、早く病院に行きたい、と言います。 家族にとっても切ない日々です。

  *******************************

夏以来、娘のことや母のことしかブログに書いていない気がしますが、それが「日記」だからしょうがないですね。(笑)本当はもっと面白い記事など書ければいいのだけど。

こうして思うように自分の練習ができなかったり、音楽に浸かれない日々が続くとき、思い出すことがあります。

ちょうど10年前のある日。私は1歳の娘を抱いて、吉祥寺のとあるライブハウスの階段を下りていきました。所属していたバンドのライブにゲストとして出演する予定でした。中からは大音量のベースの音がバシバシと聴こえてきて、階段の途中で突然娘は火がついたように泣き出してしまいました。

なだめてもすかしても、泣きじゃくってどうにもならないので、私はリハーサルもそこそこに、本番まで会場を出て、娘と遊ぶ、と決めました。

これからライブだということを忘れて娘と向き合うと、しばらくしてご機嫌も直りました。

「本番です」と呼ばれた声で、抱いていた娘をダンナに手渡して、すぐに階段を駆け下りそのままステージに・・・。そのままの状態で笛を吹きました。

ライブが終わってから、何人かの人から、「今日の笛の音はすごかった。鳥肌たったよ」とか、「泣きそうになった」などと言われて驚きました。 どうしてだろう?リハも準備も何もできなくて、直前まで娘をあやしていたのに?ステージ駆け込みだったのに?何も考えてない状態だったのに?

すると友人のひとりが、「だから、じゃないの?」

彼女は私の笛の音が、母なる大地の音だった、と言ってくれました。 「子供のために生きている母そのものだったんじゃない?」 そんな賞賛の言葉をもらったのは初めてでした。

子供が生まれてからは目の前のことをこなすだけで精一杯の日々で、そうして子育てをしてきた、というそれだけのことが、もし「音」を変えるのだとしたら、日々をどう生きるかということが、音にはすべて現れる、のかもしれない。

 音、は、過去でも未来でもなく、いつも「今」。 過去をごまかしたり未来を取り繕うことはできても、「今」を隠すことはできないから。 音を出す人は、(演奏する人は)それが歌であっても笛であってもギターであっても、どんな楽器でも、その人の全てが「音」に現れるということを理解するべきなのかもしれません。 ・・・といつも自分に言いつつ・・・。(笑)

目の前のことに追われるだけの毎日でも、誰かのために生きる日々なら悪くない。よね。・・・と、自分に言いつつ。

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日記・コラム・つぶやき2007」カテゴリの記事

コメント

んだ、んだ!!

お母様、お大事にして下さい。

★もー娘さま
ありがとう。母、大事にします。
またゆっくり話そうね。
どこぞの誰かさんによろしくお伝えください。(笑)

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